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TOPColumn「CO2濃度が高まると集中力が低下する」って本当!?【オフィスデザインコラム】

「CO2濃度が高まると集中力が低下する」って本当!?【オフィスデザインコラム】

オフィスで仕事をしていると、頭がボーっとしてきて集中が途切れる瞬間ってありますよね。
オフィスデザイン、空間デザインを行う際、そういった業務効率を考えることも大変重要となって来ます。
この頭がボーっとすることを、未然に防ぐためにはどのようにすればよいのでしょうか。
本記事では、そんな個人的な悩みを解決すべく、「CO2濃度と集中力の関係」について示した研究をご紹介したいと思います。

CO2濃度と集中力の関係

室内のCO2濃度が上昇すると、判断能力が低下する!?

アメリカのローレンス・バークレー国立研究所の2012年の研究結果によると、室内のCO2濃度が上昇すると、判断能力が低下すると発表しています。

実験の被験者は大学生24名で、CO2濃度が600ppm、1000ppm、2500ppmとそれぞれ調節された部屋に2時間半居てもらい、その後意思決定のテストを行いました。
すると、個人差はあるものの、一番CO2濃度が高い2500ppmの部屋に居たときがテストの点数が低い傾向を示しています。

CO2濃度と集中力の相関関係を示すグラフ

※画像出典:Julie Chao, “Elevated Indoor Carbon Dioxide Impairs Decision-Making Performance”(OCTOBER 17, 2012, Berkeley Lab)

この結果から、室内のCO2濃度が高くなると、意思決定が鈍くなり集中力が低下するのではないかと考えられています。

一般的にCO2濃度は、屋外であると380ppm程度と言われています。
それに対して、室内のCO2濃度は数千ppmになることもあります。
室内のCO2濃度上昇の主な原因はそこで作業をしている人間です。
したがって、複数の人が仕事をしているほとんどのオフィス空間では、CO2濃度の上昇が起きていると想定できます。

弊社オフィスデザイン、空間デザインでは、CO2濃度をセンサーでモニタリングし、基準値以上のCO2濃度になった際にアラートを鳴らすといったシステムがご提案できます。
このシステムにより、オフィス内のCO2濃度の上昇をセンサーが感知し、それによって室内の換気を行うことで、オフィス内のCO2濃度を最適に保つことが出来るでしょう。

おわりに

CS創研は、オフィスで働く方々の作業環境が少しでもよくなるようなオフィスデザイン、空間デザインを様々なアプローチでご提案させていただきます。
お問い合わせお待ちしております。

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参考文献
Satish, Usha, et al. “Is CO2 an indoor pollutant? Direct effects of low-to-moderate CO2 concentrations on human decision-making performance.” Environmental health perspectives 120.12 (2012): 1671.

Berkeley LAB ホームページ
http://newscenter.lbl.gov/2012/10/17/elevated-indoor-carbon-dioxide-impairs-decision-making-performance/
アクセス日 2017/5/5